トップモール工法

こんなときに

管路を地中に敷設したいが、開削工事ができない

地中に配管をしたいが、交通量が多く、工期もあまりとれない

道路を横断する管路を簡単に敷設したい…というときに

トップモール工法

トップモール工法では路面を開削することなく、地中に管路を敷設します。

主に国道下や線路下など開削が難しい場合や市街地など作業スペースを確保しにくい狭い場所での施工に適した工法です。

 

トップモール工法の施工は発進側から先導ドリルで掘進後、到達側より管材を引き込む2工程の工法です。機械の設置状況や管材埋設距離等により地上設置型か立坑設置型の機械を使用して施工します。

 

敷設管材のサイズはφ50~φ200

非開削のため、交通に大きな支障きたさずに短期間で管路の敷設ができます。

排土がない圧密工法のため、地盤沈下もなく安心です。

地中に既設埋設物がある場合は屈曲掘進が可能なため回避できます。

施工例

 

 

 

本工事は踏切道・線路下に管路を新設します。日中は列車の運行、人や車の往来があり、交通規制も難しいためトップモール工法が採用されました。本工事は夜間1晩の施工で約25mの管路を新設しました。

 

 

 

 

特長・こだわり

  1. 短期間工期よる工費削減
  2. コンパクトな作業スペース
  3. 交通に支障をきたさない
  4. 既設埋設物に損傷を与えない
  5. 施工後の地盤沈下がない
  6. 環境に優しい

工法

地上設置型

地上設置型

ピット設置型 M型

ピット設置型 M型

施工実績

平成3年国内初 小口径非開削掘工事としてトップモール工法が行われて以来、1200ヶ所以上全国の地中に管路を敷設しています。

その敷設場所は、開削での施工が難しい線路下、車の往来のある国道や高速道路下、また、作業スペースが確保しにくい市街地など、通常の開削では敷設できないところで力を発揮しています。